感想「女は笑顔で殴り合う マウンティング女子の実態」 楽しいはずの女子会でなぜかモヤモヤする人にオススメ!
「女は笑顔で殴り合う」マウンティング女子の実態
著者:瀧波ユカリさん、犬山紙子さん
冒頭のマンガ、結婚が決まった友達を素直に祝福してあげようと思っているのに
水を差す余計な一言を言ってしまう。そして家で後悔・・・。
女子なら、誰しも経験あるんじゃないでしょうか?
文章の冒頭
瀧波さんの「いきなりですけど・・・・実は私、女子会が楽しくないんです!世間一般では楽しいものだって言われてるけど、終わった後にモヤっとしたものが残るというか。」P18
という言葉。
ええ、ええ、私もすごくよくわかります。
余計な自慢話しちゃったり、されたり。
されたときに相手が言ってほしい言葉がわかっているのに、敢えて言わなかったり。
それで、後ほどそのことに対して後悔してもやもやする。
さすがにそんな会話だけで何時間もってことは無いですけど、
数時間しゃべってたら、そんなやりとりがたまに出てきちゃう。
マウンティングされてモヤモヤしないための解決策は
人と会話してて「あれ?おかしいな」と思ったとき、適当に流してしまわない。
「その言い方は、ちょっと傷つくな~」とか、その場でストレートに返せれば一番いい。一日たってから「あの言い方はどうかと思う」みたいなメールを送ると角がたつし。
切り返し方と瞬発力が大事。
瞬発力に自信がない人は、トイレに行くなどタイムを取るといい。(P230~231)
事前にマウンティングを回避するには
犬山:同性同士って、あんまり「好き」とか言わないじゃないですか。でも、同性同士にだって独占欲だったり、寂しい気持ちがある。だったら
私はあなたのことを大事に思ってますよってことは伝えた方がいい。
瀧波:仲が良くなればなるほど関係が深まっていく人と、人づきあいが雑になっていく人ってますよね。そういうときに「好きだよ」って言えたら、かなりマウンティングを回避できるんじゃないかな。(P242)
私の友達で「こういう人が嫌いなんだ。こういう事されるとイヤなんだ」と特定の誰かの悪口ではなく一般論として話す人がいる。この人とは長く付き合いたいと思ったら予め自分の不快パターンを伝えておくのもいい方法だと思っている。
自慢問題に対する私なりの見解
友達だったら自慢も快く聞いてあげる!
自分も自慢したいときはストレートに自慢させてもらう!
もし快く話させてもらえたら、感謝の気持ちを忘れずに!
そして、自慢はしても、相手を否定したり、変えようとする考えは厳に慎む!
もちろん、回数はほどほどに・・・。
こんなところでしょうか。
「わかるわかる」もあれば、「それはいくら何でも・・・」もあるけど
何より面白いし、気付きも得られる一冊でした。
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